2015年1月23日金曜日

小学校での日本文化アトリエ 「書き初めをしよう」(書道体験)

LOS KOYASの皆さんと一緒に
1月19日に兵庫県パリ事務所で行われた阪神淡路大震災復興20年コンサートにお邪魔しました。
日本と同じく自然災害の多いラテン・アメリカ。そんなラテンアメリカと深い縁を持つ「LOS KOYAS」(http://www.los-koyas.com/jp/index.htm)の皆さんが、普段はなかなか見ることのない珍しい楽器を演奏しながら、追悼と友情、連帯の気持ちを込めてさまざまな曲を披露してくれました。

フランスに来て2ヶ月、文化や物の考え方が日本とは根本から異なることを痛感する毎日ですが、音楽はそういった理屈なしで感動を与えてくれるものだと改めて実感しました。
最後に日本語で歌ってくれた「ふるさと」が私たちにとってどれほど大きな意味をもっていたかは言うまでもありません。


漢字で「バスケットボール」はちょっと
難しすぎたね。
さて、12月のブログでお伝えした小学校での日本文化アトリエですが、無事に「書初めをしよう」という名の書道体験が終わりました。

筆やインク、紙は学校にあるものを使用し、書き順なども大目に見て(そもそも横書きの習慣しかないので、左上の文字から書き始める子どもが続出しました)、本当の「書道体験」と言えるほどのものではありませんが、漢字などフランス語とは全く異なる文字を書くことは新鮮だったようです。一部ですが子どもたちの作品を紹介します。

さすが!フランスの子どもたちならでは
の単語もあります。
作品と一緒に一人ずつ写真をとり、「よし、これで皆の顔と名前が覚えられる」と満足していたら、「頼むから、紙の隅っこに小さく鉛筆でそれぞれの名前を(アルファベットで)書いておいて~」と先生から泣きが入りました。
すみません、後から見たときにどれが誰のものか先生にはわからないということをすっかり忘れていました!

子どもたちが持つ日本のイメージも
垣間見えます。
また、「今年の目標を一つの単語で表現してみよう!」と提案したのですが、日本人のように「節目」を意識しないためか、「将来の夢」はあっても「今年の目標」という概念をもっていないようでした。「ねぇ、これにサッカー選手って書いたらサッカー選手になれるの?」と聞かれ、「いやー流れ星にお願いするんじゃないんだから努力しないと無理でしょー」と思っていたら、「じゃあ犬って書いたら2015年に犬になるの?」と冗談を言う子まで現れて、もうどうすればいいのかわかりません。結局「将来の夢」または「好きな言葉」を書いてもらいました。

ふと気がつくと名前だけ横書きだったり、右側に書いてあったり…。子どもたちはいつも私が想像もしなかった方法でアトリエに参加してくれます。それがおもしろくもあり、勉強にもなり、驚きや新たな発見でもあります。そして、このアトリエは自分が日本人として何を「当たり前」だと思っているのかを再認識するきっかけでもあります。

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